一度儲かった手法に固執していると、相場の変化に対応できない!
自分のトレードの調子が悪くなると相場に原因があると考える事はないだろうか?
新興市場銘柄をやっていてどうも収益が積みあがらない。これは自分のトレードが悪いわけではなく、相場が変わっただけ。もう少しすればまた相場が戻ってくると思っているとずっと取り残される可能性があるのでご注意を!

相場の変化は大きく2つある。1つ目は市場のルールが変わってしまう事。
2つ目は投資家の変化だ。市場のルールはそうそう変わるものではない。一般的に相場が変わるとは2つ目の投資家の変化の事を指す。
投資家の変化を細分化するとセクターの資金移動。売買手法の変化に分けられる。

”もう少しすればまた相場が戻ってくる”とはセクターの資金移動を指しているのであれば問題はないだろう!しかし、”売買手法の変化”であれば問題ありだ。

特に短期トレードの場合は要注意だ。相場は人が動かしている。短期トレードになると需給で動く傾向が強く、ほぼゼロサムゲームになる。

将棋電王戦での新ルール、「本番と同じソフトで事前に練習対局できる環境が提供されるとその後はプログラムの変更許されない。」

相場でこのような事は決してない。誰もが利益を出したい、損したくない、もっと儲かりたいと日々研鑽している。だから、同じ事象であっても仕掛から手仕舞いまでのポイントが日々変わっていく。

日足チャートで見かけは同じ相場であっても儲からないなと思ったら自信の売買手法はすでに負け組みに入っているかもしれない。
そして、画面の向こう側にいるのはプログラムではない人間だと言う事をお忘れなく!

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