商品は増産追いつかずだが、株価は供給過多となり無念のマイ転!
増産が間に合わず発売延期商品を連発のサントリー食品(2587)が5月1日、第1四半期決算を発表!
前年比ベースでは売上・営業・経常は微増だが、純利益だけが以上に伸びていた。連休明けの下落をよそに寄付き前から大幅な成買いを形成。どうやら決算発表と同時に証券会社の目標株価を上げた事も加わった気配のようだ。

さて純利益の中身を見ると、組織再編費用が大幅に減少した事が主な要因。しかし、通期の見通しは変わっていないので組織再編費用の負担は織り込んでいるのかな?
確かにインパクトはあるがサントリー食品の四半期ごとでの稼ぎ時は第2四半期以降である。

そうであればチャートの計上も悪いことから寄り天の可能性高い感じがした。

前場が始まり、思ったよりも早く寄り付いた。そして、その後急降下!まさかのマイ転である。

相場の弱さの影響もあったのか?それでも前日の安値も切る下げであったので決算で評価されたのでなく目標株価引き上げで仮需が飛びつき結局剥がれた感じだ。

表面だけでわかったつもりだった、決算内容。少しだけ中身を彫れた感じかな、まだ甘いな。

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