株価は出来高が増加すると上昇(下落)するのか?
チャート分析の書籍・株関連のブログでも出来高の増加をエッジとして説明するものが多い。
僕もその一人だ。しかし、それは本当か?
近年個人投資家向けの投資ツールがようやくプロに近づき気軽に株式投資が出来るようになった。
東証の売買注文のスピードも速くなり、昔以上に売買が増えた気がしてならない。
例を出して考えて見たい。大げさになるが過去最高の出来高だった場合値段も高値(安値)なるはずだ。toyota
トヨタのグラフを見てもらいたい。これは月足チャートを表示した。期間は1998年3月から2014年9月までだ。
ここでは値段が上下するので出来高でなく代金を表示することにした。代金の計算方法は4本値の平均に出来高が乗じたものだ。
2007年までは代金を伴って上昇した感じに見える。しかし、つい最近のグラフをみると2013年には過去最高の代金をつけたが2007年の高値を抜けていない。これはどう解釈すればいいのかわかる人ぜひアドバイスを!!