明日は予定があるので2つ目の記事を。
2014年度7月に株主数が東証1部基準に達していないことで猶予期間入りしたベリサーブ(3724)。
予定通りだと今週にも解除アナウンスがある事を忘れていた。
一年間で株主数が条件に達しないと2部に降格してしまう。
2部に降格するとブランドイメージの低下はもちろんのこと。パッシブファンドの売りを浴びせられ時価が急落。さらに流動性がなくなってしまう方が株主にとって嫌だろう。会社は何がなんでもそれを阻止するのが普通だ。
大体が子会社上場している関係で生じてしまう現象だ。この手の対策は比較的簡単だ。キャッシュがあり、配当も続けている企業なので何だって出来る。IRで確認したところ対策はバッチリだ。
猶予期間入りを調べてから期間入りの理由によって仕掛ける期間・インパクトが違っているのがおもしろい。
この手の企業で最近急騰しているものもある。イナゴ達はそれを知らずに買っているんだろうが少しルールを読むだけでかなり期待値が上がるのにもったいない。検証なんてExcelだけで十分だぜ。
過去の記事
猶予期間入り解除が予測できたら
猶予期間入り解除予想 ~ ベリサーブ
公開日 :