市場インパクトは語られない、スマートベータ指数JPX400の入れ替え発表 JPX400の入れ替えが発表。月曜日に向けて対策を練っている投資家も沢山いると思う。

まずJPX400に採用されるとパッシブファンドが組入れ日に向けて採用銘柄は買われ削除銘柄は売られる。厳密にいうとパッシブファンド自らが発注するわけでなく証券会社を通じ組入れ日の終値で引き渡す契約を結ぶ。

だからわざわざ組入れ日に買う必要はない。大げさに言えば現在安いと思えば今のうちに買って組入れ日にファンドに渡す。その鞘が証券会社の懐にはいるといった具合。

JPX400の入れ替えは毎年1回と言う事と最近、出来たばかりの指数ということで注目を浴びているが市場のインパクトからいって現段階では小さいものだ。

国内で一番影響のある指数はやはりTOPIX。そしてTOPIXを一番運用しているのは鯨と言われるGPIFだ。そのGPIFが国内で運用しているパッシブファンドはおよそ27兆円。そのうちTOPIXは23兆円でJPX400はというと1兆5千億円程度である(参照:GPIF平成26年度末時価総額)。

自分はこの規模の差を見て週明けの相場が楽しみでしょうがないと思っている。

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