特設注意市場銘柄に指定された東芝、5ヶ月に及ぶ思惑相場は終了
4月から始まったイベントも一旦終了。

東芝が予定通りの特設注意市場銘柄に指定された。一年間で内部管理を改善しないと上場廃止になる。いきなり監理に指定される銘柄とそうでない銘柄の差異は正直わからない。

過去を辿ればIHIが特設注意に指定された場合には悪意がなかったから、監理に指定されずに済んだ。オリンパスは明らかな悪意ではあったかに見えたが…、東芝も悪意があるように見えるけどこればかりは東証の判断なのでなんとも言えない。

正直上場廃止になる確率はとても低い。それに掛けるよりルールに基づいて動かざる得ない投資家に的を絞った方が精度が高い。各報道で監理に指定されないと言われても、もしもの事を考えればポジションを持つ事は許されない。そういったリスクが下降トレンドになった一つの原因だと思う。ここから業績で売られることもあると思うが過去の事例をみるとここで大体底をつけているケースがある。

ひとつ違うのは全体の株価水準。これが切り下がれば底値は簡単に割れてしまうだろう。

さて、次の大きなイベントを待つとする。

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