身近に感じて理解していない投信の仕組みを勉強中
実需と言われる機関投資家はGPIF、指数組入れに影響されるパッシブファンドが挙げられる。そして、個人に人気な投資信託だ。現在、国内株を運用している投信は748件(モーニングスターでスクリーニング)。
運用スタイル・金額規模に様々だが長期でみるとパッシブ運用が勝るとの事。これは手数料が割高、アクティブ運用といってもTOPIXをベンチマークにしているので年間マイナスでもTOPIXに勝てば良いという運用だ。

それを理解して投資しているとは思うが、やはり年間ベースでの絶対収益を目指したいところが本音であろう。投信のルール上キャッシュポジションに上限がある。相場が悪いときはキャッシュを多めにして下落時のインパクトを抑える事ができる。しかし、絶対収益と謳っている投信であってもキャッシュポジションの比率を上げない投信がある。

そして、投信は償還設定があがる。一定の資産規模が割れた場合や目標としている基準価額まで達すれば償還となり、保有株を売却するのである。資産割れのケースでは市場インパクトはない。基準値クリアでの繰上げ償還ではそれなりに資産が集まっているのでもしかすると市場インパクトがあると考えている。実際、市場で売却するのかそれとも立会外での売却かはまだ分かっていない。投信の償還日は簡単にググれば出てくるので株価と連動しているか調べると面白いかなと思う。

もし今後株価下落に拍車が掛かれば投信解約などで実需の売りがやってくるので知っといて損はないと思う。

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