森を見て木を見ず、人間は相対してこそ差異を認識。必ず近い事例と比較してトレードに臨む 森を見て木を見ず、人間は相対してこそ差異を認識。必ず近い事例と比較してトレードに臨む
まだイナゴはいる。そんな相場がまだ続いている。全体相場はどっちつかずの状態が続いているが個別銘柄には仮需がたくさんいる。

ことわざに森を見て木を見ずがある。小さいことに心を奪われて、全体を見通さないことのたとえ。

株式投資で言えば個別銘柄ばかりに気を捉え全体相場をみないといけない戒めだ。
下落で割安だと思った銘柄だが、全体も下がっていれば意味がない。それが水準訂正だ。

売られすぎと思ったら実は市場平均だったと言う事だ。
割安割高を判断する為に先人達はPERやPBRを作り出してきた。数字として表せば明確な水準が分かるからだ。

そこに罠がある。全体相場で判断すればいいが、個別株だけだと勘違いすることがある。
PBRが1倍割れが普通であったサブプライムショック。多くの新興市場の不動産株のPBRは1倍割れはおろか0.5倍がたくさんあった。

当時はそれが割安だと判断し連日買ってやられた経験がある。市場はとても賢い、自分だけが知っている情報なんてないと思ったほうが良い。

自分程度が知っている情報なんて誰も知っていると思えば株価の位置を考えたときに妥当だと思えるだろう。
そして、妥当だと思っている以上に株価が反応した時がチャンスだという事をようやく掴んできた気がする。

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