上場企業が資金調達する方法のひとつに行使価額修正条項付新株予約権付社債がある。これは普通の転換社債と違って後に転換価額を修正できる事を約束されている転換社債だ。

通常では資金調達が困難な企業が行使価額修正条件付を発行する事が多い。株価の反応しては希薄化による既存株主にとっては不利になる。さらに銘柄によっては修正価額の下限が現在値に対してかなりの下方乖離するものまである。

難しい言葉が並び避けていた事象であるが株価の値動きだけ調べてみる事に。

下記のグラフが今年から10月までに行使価額修正条項付新株予約権付社債を発行した企業の発行後から10日後の値動きをグラフ化した。

重い腰を上げてのトレード検証、行使価額修正条項付新株予約権付社債を発行企業の値動きを調べてみた
10日後にしたのは増資と違って値決めは存在しないのでゴールを切りのよい区切りにした。
発表後翌日が最も角度の下げを見せている。

貸借で流動性がある銘柄で優位性があればいけそうな気はするが、あと数年チェックしてグラフが右肩下がりであろようならサプトレードして検討してみよう。

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