優良な情報をいかに手にし実行できるか?市場から搾取されず生き残る秘訣だと思っている。1980年代、日本に初めて指数先物が誕生した。割安な現物株を買って、割高な先物を売る。今では当たり前の裁定取引は長期金利が数パーセントであっても十分に鞘が取れた時代であった。
これは後からわかったことで当時日系の証券会社はこの仕組みがなく、外資系証券会社が先行して取引されていた。その鞘は参加者が多くなればなるほど旨みがなくなる。
1部組入れトレードもエッジは残されているが以前に比べるとパフォーマンスは落ちている。わかりやすい仕組みは誰もが真似をする。一般に知られてしまえばそれはエッジにはならない。
パイが限られる事象では最初に仕組みを理解した者だけが利益を得られるのである。だからこそ、新しい仕組み・法律・政策を只目を通すだけでなく自分にとってメリット・デメリットを考え行動していかなくてはならない。
例えば現在、スマホ料金を高く感じる人が多いと思うがキャリアから離れれば現在の3分の1の料金に抑えることができる。それでも人はなかなか動かない。政府がようやくキャリア側に値段を低くするよう促しているが、それを待つより乗り換える方がはるかに安い。
期待値を考えそれを実行できるかどうか、トレードに限らずアンテナを張って行動すればチャンスは落ちいてるものだ。
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仕組み制度を利用する:身近なところでアンテナを張って行動すればお金は落ちている、思考停止にならず日々考える
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