大手牛丼チェーンの株価が爆騰中!過去最高益を更新した2007年度に近づく株価水準、業績だけでは語れないファクタが株価を押し上げる
牛丼チェーン大手の7550ゼンショーが年初高値を更新中。日経平均同様に7連騰でさらに8連続陽線!この強さはいったいなんだろうかと思う程である。

きっかけは11月4日に発表した業績発表がトリガーとなった。通期予想は変えていないものの、2Qの実績が前年比では大幅増益となったのだ。14年度3月期の実績は上場初の純利益が赤字となった。原因は人員不足による深夜営業中止で利益が減少となった。

人員不足の原因はアルバイトの過酷労働が問題視され、人員が集まらなかった事が原因だ。
当時はブラック企業と呼ばれマスコミの煽りで世間から叩かれ、株価も低迷していた。

ゼンショーは赤字とはなったが売上だけはずっと伸びていた。人員問題とコスト改善ができれば復活できるチャンスもあったのだ。

株価の位置は2006年以来の水準まで戻っている。売上は過去最高更新中。1株利益の方は過去最高の半分までしか回復していないが株価は大きく戻している。

TPPによるコスト削減を期待した利益回復を睨んだ買いは入っているかもしれないが他にも原因があると自分は思っている。

長く保有してくれる投資家が数多くいるの事が原因のひとつだと思っている。株価は需給で動く最後に勝つのは長期間保有している投資家だ。

ゼンショーはそれがあるからこそ買戻しを巻き込んだ上昇を見せていると思っている。
そのファクタが何なのか?は読者自身で考えて欲しい。

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