8253クレディセゾンが11%の自己株式の取得を発表。大株主であるみずほ銀行の保有株を買取る為だ。

自己株式で保有する事になれば一株利益の向上につながり一旦はポジティブなサプライズだと考えた。

NYが下落で帰ってきた影響かクレディセゾンが安く寄付くようなら迷わず買いを入れるところ。そう普段なら脊髄反射的に仕掛けるのだが、この日は違った。

自己株式取得に掛かる金額は490億円。手元のキャッシュは517億円で手元資金で株式を買うとキャッシュはほぼゼロになる。それを考えるとどこかで資本政策を図るのではないかと感じ寄前に買いではなく売り目線に変更した。

寄付き前急に売り物が多くなった事もあり、考えた通りに売りから入ったが結果はごらんの通り担がれて終了。

深読みをして大きく踏まれる:まだ思考を働かせた自分が居る事に安堵を感じる
大手銀行はこれからも持ち合い株解消を強めてくる。クレディセゾンのように企業が買取る形であれば市場にインパクトを与える事はない。

問題は自己株式を消却するのかそれとも某ガス会社のように放出するリスクもある事を忘れてはならない。

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