IPOは公募価格からかなり上に乖離して初値が付く事で人気だ。さらに初値から上昇する銘柄もあり、もしかすると短期で大きな利益を得られるチャンスがある。

初値がついてからのセカンダリートレードは長期になればなるほど期待値がマイナスになる。今は個人投資家でも空売りができる銘柄が増えてきたので基本は空売りをすれば良いと思うが、1日限定や貸株料が高く長期戦には難しい条件だ。(だからこそザラバ中に急激な上昇がある)

今回のセカンダリートレードは初値からのデイトレのみを検証していく。
上場日に初値が必ず決まるわけではなく、翌日以降に決まる銘柄もある。初日に初値が決まらなかった銘柄は即日現金取引と買い方は成行注文が禁止となる。

初値決定前の気配値は公募・売出価格の2.3倍。これ以上の気配値では寄ることはない。
いくら人気があっても即日現金だとIPOラッシュの最中なので買い余力がなくなるので上値余地は限定的になりやすい。

以下のグラフは前回分のデータを初日に初値決定か翌日以降決定かを分けて見た。

最初に初日に初値決定

年末のイベント、IPOセカンダリーにエッジはあるのか検証してみる事にした②
次に翌日以降決定

年末のイベント、IPOセカンダリーにエッジはあるのか検証してみる事にした②
若干、当日初値決定は成績が良くなったように見える。
もう少し検証したのもあるのでまた次回に。

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