ニュースを見るとき必要なポイントとは?相手となる投資家がどんな行動を起こすかだ
ニュースを見るとき必要なポイントとは?相手となる投資家がどんな行動を起こすかだ
市場参加者が何を基準にトレードしているのか?
それを常に考えながらニュースを追っていくようにしている。

そして、わからない言葉はすぐ調べる事にしている。
調べてすぐに腑に落ちる事もあるが、時間を置いてようやく腑に落ちることもある。

一番良くないのがわかったふりをして、スルーしてしまう事だと思う。
わからないと脳が教えてくれているという事は新しい知識を手に出来るチャンスでもある。

突如その言葉・テーマで相場が動いた時には遅いのだ。今に比べ10年前ならインターネットでの伝達速度は遅いので間に合ったかもしれないが、今は一瞬で株価が反応する。それに対応するには瞬発力ではなく、どれだけ準備していたかだ。

とは言いつつ、金融市場の範囲は広くどこから手をつければいいかわからないのが読者の本音だと思う。自分も新聞でわからない言葉を調べて見たものの、知識だけが膨らみ実践では身にならなかった。

後から考えれば、自分よがりな調べ方をしたと反省している。調べるポイントがまず間違っていた。それは投資家が何を見ているのか?を考えず調べる以前にニュースを読んでいた。

バリュー指標であるPERは一株利益の収益率で、ググれば一発でわかる。只、意味を知っているだけでは実践に使えないのだ。PERを見て他の投資家はどんな行動・思考をとるのかを考えなければならない。これはニュースでも同様。

ニュースを見て、投資家がとる行動を常に考えていく、相手がいてこそ売買が成立する、その相手の行動を理解する事が上達の近道だ。