企業側が不満爆発で決算発表前倒し、理由は「好調な業績に反して株価が低迷」
2429ワールドHDは自社の株価が業績に見合う水準でない事に、疑問を感じたのか決算発表を前倒しした。

同社のPERは1桁台、配当利回りは3%台、さらに右肩上がりで成長中だ。PER1桁は同業種と比較して割安。
会社としてはもっと評価があっていいはずだと感じたからの行動だと思う。

市場の考え方のひとつに効率的市場仮説がある。
株式市場には利用可能なすべての新たな情報が直ちに織り込まれており、超過リターンを得ることはできず、株価の予測は不可能であるという説だ。

割安株には割安株になる理由があるから放置されている、今後の業績悪化、成長性がない等だ。ワールドHDも割安に放置される理由があったかもしれない。

効率的市場仮説が間違っている可能性もある。本当に割安と認識しているが買えない、実需が入りづらい状況もある。それは時価総額であったり、市場であったりだ。

ザラバ中に通期業績と次期業績予想が発表された。配当性向を20%から30%に引上げて、まずは好感された格好だ。

この勢いが続くか見守っていきたい。

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