サプライズニュースをきっかけに株価は動意付く、持続性を推し量るには背景
サプライズニュースをきっかけに株価は動意付く、持続性を推し量るには背景
現在の流れを見るときに役立つのがチャートだ。期間が短くなるほどノイズが生まれるので時間軸を伸ばしたトレードしたいのであれば、ティックチャートは見ないほうが良い。

2000年前半はネット証券が誕生したばかりで、インフラ整備はまだまだ。板本数、枚数は少なくスピードも遅く。決して短期には向かない状況だった。

それに比べて自己売買部門のシステムは圧倒的なスピードを誇っていた。スピードの差が広がっている状況では先に売り板を買われたら、焦って上値を買いにくる投資家がいるのでその買いに売りをぶつけてあげるだけで儲かっていた。

これは一部の人を除き、自己売買部門が凄いのではなく、環境、時代がそうであったに過ぎない。

これは今の株式相場でもそうだ。アベノミクスをきっかけに2012年から上昇相場が始まった。もっと掘り下げると日本以外の先進国はすでに上昇していた。だからリバランスとして、アベノミクスのような上昇はなかったが、日本は買われる事は変わらなかった。

森を見て売買していくなら、背景を考えながら、目の前のイベントが効果的なのか検証していく必要がある。

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