3月はもっとも配当落ち銘柄が多くなる月だ。
今年の配当総額は近年で最大額だ。これは業績拡大は勿論の事だが、政策による企業の株主還元が奏功した結果でもある。(株主還元関連投稿記事はこちら)
(出典:JPX)
現在の価格の中に予想配当金が含まれていて、権利落ち後予想配当金だけ株価は下落する事になる。
例えば予想配当金が10円で権利付最終日の価格が100円であれば、翌日の基準値は90円となる。
投資を続けるのならその配当を再投資するのが妥当である。投信でも配当を受け取るか、再投資するか選択できる。(ひふみ投信は再投資のみ)
となれば、再投資分の資金が市場に戻るので買い需要につながる。
だから配当落ち日は買われやすいのではないか。
投信の終値を基準に評価するのでリバランス同様に引け間際に買いが入る可能性がある。
下記のグラフは配当落ち日の14時からのTOPIX先物に推移だ。
若干であるが引けにかけて上がっているように見えないだろうか?
さあ、配当落ち日を待つ事にしよう。
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権利落ち再投資をなぜするのか?(配当落ち日寄付きから10%上がったら買うのか?でも買わなきゃいけないのか?買ってどのような意味あるのか?)を良く考えると実は他の発想も出てくるような気がします。わりかし「配当落ち日」という先入観あるところで色々面白いデータがあるように思ってますが、自身も最近あんま深くやってないので詳細は言いませんが、データと仮説が違ったりしてで、、、、そもそも配当金の入るタイミング以前に買わなきゃいけない主体も実は複数種類いますね。
お久しぶりです。アドバイスありがとうございます。
そうですね。本当に買わざる得ないのか?まで考えが及んでませんでした。
新しい気付きが得られました。
”配当金の入るタイミング以前に買わなきゃいけない主体も実は複数種類いますね”
配当落ち日ばかりを気にして意識していませんでした。仮説を立てると確かに居るような気がしてきました。
出来高が増えるので何かあるのではと先入観ありきでやっていいますが、
配当落ち日の上昇は本当は実態がなく思惑で動いているだけかもしれませんね。