3月末の空売り買戻し説は本物か、株券等貸借取引状況で検証してみた

3月・9月の権利落ち日はドレッシンりグ買いが入りやすいと言われている。
それとは別に年度末は上昇しやすいと言われている。

理由としてヘッジファンド・投資信託は年度末に掛けて成績を良く見せるために買いが入りやすい。
これは月末・年度末の終値が投資信託の評価なるのでわからないでもないが、キャッシュ比率が元々低いファンドであれば買い余力がないのでそこまでインパクトはないと思う。


次に空売りの買戻しによる相場上昇だ。大株主は年度末時点で株券を手元に戻して置きたい理由がある。これに関してまだ調査中であるが、有価証券に関わってくるのではないかと仮定している。

株券の買戻しについてはよく解説される事象であるが、実際のデータを見たことがないのが現実だ。巷の解説は最もらしくいっているがコピペして解説している事もある。

ここで信用できないと投げ出すのでなく実際にデータを取ってみる事だ。当人は適当に言ったつもりが実はとんでもなくエッジがきいているかもしれない。

では実際に調べてみる事にした。今回は年度末に買い戻しが発生するなら売り残高が減少する筈だ。JPXが火曜日に公表している制度信用取引は信用取引を介しての残高なので制度信用残高だけでは全体を把握する事はできない。

今回は日証協が木曜日に公表している株券等貸借取引状況を使用してみる。株券等貸借取引状況は制度信用残高より規模が大きい。

データは2011年から2016年の3月の貸付残高増減(週間)をグラフで表してみた。(参照データ:日証協)
株券等貸借取引状況 貸付残高
各年で金額の増減のバラツキは大きいが年度末(月末)は貸付残高が減少している。

貸付残高を見るに限っては年度末は買戻しが起きている可能性が証明できた。
直感でおもしろいと思った事象は検証する事が重要だ。検証もトレードと同様に数をこなせば要領がわかってくる。

何事もやってみなければ結果はわからないぞ。

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適時開示・新聞等のニュースから人々の行動を分析。
ニュースによって異常な値をつけた株価の逆張りを得意としている。
 
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