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日銀によるETF買いが増額された事による思惑が市場を動かしている。
一日の売買代金2兆円のうち700億円を買い入れるのだからそのインパクトは強烈だ。

日銀のETF購入は実態は市場から買い入れる訳ではない。証券会社を通じて買うのが通例だ。裁定ポジションの中から現物株を渡すのでその反対に先物を買い戻すことになる。

当日買うかどうかを判定するのが、前場の騰落だ。ベンチマークとなるのはTOPIX、すでにこの判定は誰もがわかっている。買いが倍増されたことでコバンザメが増えた事でインパクトが強くなっている感じがするのが今の状況だ。

戦略として当日買った買わないは正直どうでもいい事で、買われそうな状況では先回り買いをする。そうでなければ円高トレンドの状況もあるので売り目線で攻めるといった感じ。

日銀は儲ける気はない、只淡々とルールに従って買うだけであるので、その行動はわかりやすく狙われやすい。

だから日銀が買う前に仕込み、前場引・もしくは後場寄りで手仕舞いするのが妥当だ。
他に大きなサプライズが出てきたら、みんな日銀買いの事を気にしなくなるので今だけ有効な気もする。

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