情報拡散の速度が日々速くなっている。時にそれが間違いであっても止める事が出来ないのが現実であり、そこに収益機会が生まれる事を意識する事が大事だ。
高齢者に高額なサービスを売りつけた事を一人のユーザーが呟いた事から一気に株価が高値半額以下とPCデポ。
物ではなくサービスを売る事業自体はとても良い選択である。ターゲットも資産が多い高齢者、只あとの始末が悪すぎた部分もあるのだろう。
覚えておくと良いのが、直近大きなニュースが取り上げられ反応した銘柄があれば、同じ事象の報道があればイナゴが大きく飛びつくという事。
最もいい例が「食べログ」を運営しているカカクコムだ。一部の食べログを導入する店舗が評価が下がったことをSNSで呟いた事で後場から１０％を超す下落となったからだ。
カカクコム側がシステムを変更したタイミングもあっての事で、すぐに開示された事もあり翌日には全戻しとなった。
食べログは店舗・お客側にとって重要なツールになっている。検索してお店を紹介してもらわないといくら味がよくても認知されない恐れがあるからだ。
それを考えれば、今回は戻る可能性は高いであろう。売り仕掛けでも後場寄り前に気づいていれば、寄りから空売りで攻めても充分間に合った。
瞬時に情報が広まる事がなければ、ここまでの動きはなかったであろう。
ここまで動くという事はまだ、資金は市場から抜けていないのかもしれない。
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