抽象度を低く、具体的な事例を引き出すことで理解が深まる。

現在、年少の子供と子育てについて区の相談所へ。
同年代の子供に比べて成長のペースが遅いらしく、相談所の方からカウンセリングの勧めがあったのでせっかくの機会にと相談してもらうことに。

自分も親であるので子供がすくすくと育ってもらいたい。他者と比較するのはあまりどうかと思うが年を重ねるごとに成長の差は歴然。いつも群れを成してじゃれあう大人になってもらいたくないが、最低ラインのスタートはどの子も平等にしてあげたいのが親の心情だ。

さて、相談員の話だと、うちの子は話の理解力の成長が遅いそうだ。
大人が身振り手振りすれば理解して行動できるが、言葉の指示だけでは理解が出来ないみたい。
その成長を促すのが親の役目だ。
普段から子供と遊ぶ際におもちゃの名前を言ってみたり、名前を覚えたら問題形式にして子供と言葉のキャッチボールをしてあげるのが効果的なようだ。

話を聞いていて、そりゃあそうだと、日頃から子供の接し方が甘かったと夫婦して反省。子供に抽象度の高い話をしても通じない。
具体的な名詞と動詞をくっつけて話をしてあげる。
”鉛筆”で”お絵かきしよう”。”赤色のりんご”を”かご”に入れて。といった具合に分解できるところまで丁寧に説明することで子供が頭にインプットする。
子供が大きくなるに連れ、言葉での指示が多くなったときに理解できない恐れがある。さらに他者と話すことで新しい知識をインプット・さらにはアウトプットできないのでますます成長が遅くなる可能性が。

ここまで話を聞いていて、トレードも同じで、新しい言葉・ルールをわかった振りをして放置していると結局、成長が止まる。わからない!と感じたという事は成長のチャンスなのに。だってわからない事を理解できるんだから!子供についての説明だったが自分もそうだなと頷く。子供には丁寧に説明する。自分はわからない事象に向かっていく。
また新しいチャレンジが生まれた日になった。

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