流行のテーマで短期売買。昔のテーマは仮需の溜まり場。
彼らのネタはあるある探検隊と同じリズム。抽象度をあげると芸人のリズムネタはテンポがいっしょ。

13時30分に日本通信から「VAIOR Phone 誕生」のIRリリースが。
大型株だけが盛り上がる相場の中で、新興市場を主力にしている投機家が一斉に反応した。

そして、自信もついつい一緒に反応してしまう。がその後、IRの中身を確認。
只の新製品の紹介だけ。これが「格安スマホ相場」時であれば、ストップ高で昇る可能性はあったが、もう時代遅れのテーマは誰も本腰で買うものはいない。
あれよあれよとその後は転落。

流行のテーマで短期売買。昔のテーマは仮需の溜まり場。
発表前の水準まで戻るのを確認後、監視をやめた数分後何と10%以上の下落。
特にポジティブではないがネガティブのニュースでもない。何があったのか?

実はこのIR発表は事前から予測できていたものだったようだ。仮需がリリースまで買い支えをして、リリース後高値で売り抜けるつもりが失敗した感じだ。
このリリースを見て業績・あるいは思惑で買うような材料ではないと思うが余程自信があったのかもしれない。

言えることは仮需が溜まっている銘柄は同じテーマでは上昇は限定されることだ。
短期で勝負するのなら古いテーマでなく今流行っているテーマで勝負した方が期待値が高い。

まだ「ダメよ~ダメダメ」を使っているようでは時代に取り残されるぞ!

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