始まりと終わりを理解する事でテクニカルだけに頼った手仕舞いから脱却する②
始まりと終わりを理解する事でテクニカルだけに頼った手仕舞いから脱却する②
需給は長く保有している方向に最後は動く。投資家の行動にはゴールがあると昨日の記事で説明した。
一番わかりやすいのは寄り引けのトレードであろう。寄付きで買って大引けで売る。
陽線になれば利益になる。陰線になれば損失。なぜ陽線になるのか考えて見る。

投資家の時間軸は皆違う。1日に何度も繰り返し売買をする人。長期目線で買った人。上記で説明した。寄り引けで売買する人といった感じだ。

例えばある銘柄で売り買い両方で寄り引けトレードした場合どうなるか?お互いの株数が同じであれば1日中株価は一定に保たれることになる。ここでひとつ条件を追加する。

引けで売るはずだった買いポジションを翌日まで持ち越す事にした。そうすると株価に変動が起こる。

空売りのポジションを大引けで全て買い戻せなくなり、翌日に繰り越される事になる。この空売りポジションは必ず買い戻さないといけないので翌日、買ポジションの言い値で買い戻されることになる。

具体的な例では7709クボテック・4783日本コンピュータ等が良い例だと思う。
ストップ高で張付き後空売り側は強制的に買い戻さないといけない。この事に株価が上昇するのだ。

株価は需給で動く事を忘れてはならない。
自分が購入した値段より高く買ってくれる人、そして切実な買戻しがあるのか考えながら売買するとトレードに深みが増すかもしれない。

終わり

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