孫さん怒りの自己株式取得、ソフトバンクがまさかのストップ高
2月15日の大引け後に9984ソフトバンクが自己株式取得についてIRで公表。
買付上限金額5000億円、株式の取得総数は167,000,000株だ。

これは発行株式総数に対して14%の規模で大きなサプライズとなった。
注意が必要なのはアナウンスしても買わなくてもいい点と買付け上限金額から15日終値を割ると買付け取得株数はおよそ113,000,000株となる。

それでポジティブサプライズには変わりないわけで、当然16日は買い気配で始まる。
後は100円でストップ高となる5000円で値が付いた。ここから自己株を買ってくる可能性が低く、最悪買ってきてもストップ高で踏めば逃げれる事を想定。

この状態なら下落に掛ける価値ありと売りから入る。簡単にするする下がると思ったが、ストップ寸前まで買われ半分踏んでしまった。その後寄付き値で重たさを感じたので売り増し。

指数の下げも手伝い、ソフトバンクも下げ含み益を増えるのを眺めていたら、急激に動きが変化した。

買板に5万株の指値注文が並び、売られても売られても湧き出てくる。「自社株買いだな」と認識したので4分の1のポジションを買い戻した。その後ストップ高はないと決め付けて売り増しを続けいると含み益から損失に変わりそうだったので全部踏んだ。

甘い考えで思考停止状態。自社株買いがこの水準でも買ってくるということは全部買い戻して、あわよくば買い転換を出来る。

ストップ高になるまで考える時間は十分あった、素直に現実を受け止める事が出来なかった自分に反省。

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